BALLAD 名もなき恋のうた

最初にはっきり言うわ、面白くなかった。
期待は端からしてないが、案の定原作越えはありえないと。
原作は見る度泣いてたんだけれど、これは全く泣けねぇ…
自分でびっくりした。
あれ??泣かずに終わったんだけど??みたいな。
まぁ別物っちゃあ別物だが。
予告編では身分違いの恋って言ってたから、
もっと又兵衛と廉姫が中心に動くのかと思ってたんだけど、そーでもない。
てか、野原一家を普通の家族に変えるとすごい薄っぺらな話になる。
野原一家すげぇ!!
野原一家の笑いと家族の絆と、又兵衛としんのすけの友情をとったら何が残るのさ。
高虎なんて原作ではもっと腹黒い武将だったけど、実写では廉姫に失恋してキレただけの人。
みさえもひろしも大して活躍しません。(名前違うんだけれども、覚えてないので原作名で)
ひろしの見せ場、車で大暴走がすげぇ地味。
みさえに至っては全く見せ場ナシ。
因みにシロとヒマ、ネネちゃん達のそっくりさんは出てきません。
ぶっちゃけタイムスリップした一家は必要なのか??って疑問が…
又兵衛が一度命を繋げる為に必要だっただけか??
一番納得いかねぇのが又兵衛としんのすけの男同士の誓いがないこと。
あそこいいシーンなのにぃ…。
原作のアッパレ戦国大合戦は名作だったと再認識。
てか、何であの名作を実写化しようとしちゃったんだろう。謎。